2022年度「支部横断企画」第2期公募のお知らせ
2022年度「支部横断企画」の第2期公募を開始いたします。2022年9月~2023年3月の間に実施予定の企画が対象で、応募締切は2022年6月末日です。
この制度は、全国大会と支部例会という従来の枠組みではうまく掬い取れなかった新しい企画を実現するために2005年度から導入されました。日本音楽学会では、全国大会や各支部の例会でもいろいろな工夫をこらした活動が行われていますが、制度の性質上、自由な企画を展開するには制約が多いことも事実です。そこで、移動が容易になり、インターネットなども発達した今日、支部の枠をこえて同好の士が機動的に集まるような企画が可能になるよう、この制度が設けられました。また、この企画により、学会員の様々な活動を学会外の方々に広くアピールしてゆく機会とすることも目指しています。
選考は企画委員会(会長、各支部代表および常任委員会メンバーで構成)で行い、企画に応じて助成金を支出するとともに、会報やホームページを使って、広報のお手伝いもいたします。企画の実施は基本的には応募者の責任で行ってもらいますが、場合によっては、実施に関わるノウハウの提供などのサポートもいたしますので、その種の経験や人脈の乏しい若い会員の方々なども積極的にチャレンジしてみてください。
助成金は企画全体をまかなう十分な額というわけにはいきませんが、参加費の徴収や、地元の企業などとタイアップ、大学機関との連携など、企画に応じたさまざまな工夫をしていただければと思います。
学会の会員が自主的に企画し、全会員を対象に広く参加を求めるようなものであれば何でもよいのです。何かおもしろいアイデアをもっていて、それを皆と分かち合いたいと思っておられる方は、ぜひ気軽に応募してみてください。
応募要領
- このページにある応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、電子メールに添付し、下記本部事務局宛にお送り下さい。なお、郵送やファックスでお送りいただいても結構です。
- 企画の内容について格別の限定は加えませんが、全国大会や支部例会などの従来の枠組みでは実現しにくいような企画を優先的に採用します。また、全会員に広く開かれた催し物であることが前提であり、特定のグループで行っている研究会や非公開の調査活動などは基本的に助成対象にはなりません。
- 応募の締切は第1期と第2期の2回とします。それぞれの企画実施時期および選考時期は以下のとおりです。選考を通過した企画については、ウェブサイトなどを通じて詳細を全会員に告知します。
- 第1期
- 12月末日締切
次年度中に開催予定の企画が対象です。2月末までに企画委員会での選考を終え、結果を通知します。 - 第2期
- 6月末日締切。
当該年度9月から年度末までの間に開催予定の企画が対象です。8月末までに企画委員会での選考を終え、結果を通知します。
- 助成の総額は年間20万円程度で、上記締切各期につき、原則として年間予算の半額程度を充当します。また、年間2件程度の助成を想定していますが、応募の状況に応じて臨機応変に対応します。
- 成果を学会の活動として会員に公開するとともに蓄積してゆくために、企画終了後、会報に報告記事と参加者による傍聴記を掲載いたします。傍聴記の筆者は企画委員会で手配いたしますが、報告記事は企画を提案された主催者に書いていただきますので、ご承知おきください。また、終了後、会計報告(収支決算報告書、帳簿、領収書〔コピー可〕)もご提出いただきます。
- 報告記事と傍聴記について
- 字数:1,500字以上
- 締切:企画終了後1ヶ月後
- この件についての問い合わせはすべて日本音楽学会本部事務局でお受けいたします。連絡先は以下の通りです。
メールアドレス:office@musicology-japan.org
電話・ファクス:03-3288-5616
住所:102-0072 東京都千代田区飯田橋3-3-3 生光ビル303